松尾育英会同窓会

松尾育英会同窓会会長   加藤  晴洋

松尾育英会同窓会は、1957年に創設された財団法人松尾育英会の、創立10周年にあたる1967年に発足しました。

育英生は卒業すると同時に同窓会に入会し、育英会事業や育英生の支援と同窓生相互の交流・親睦を目的としています。育英生が66期を数える中、同窓生も320人に達しました。

毎年、同窓会の総会、同窓生による講演会、在寮生のための先輩ゼミ、育英生の卒入寮式への参加などの行事を行っています。

1984年には、同窓生の寄付に基づく同窓会基金を設置することとし、同窓生のご家族の相互補助や学生寮への寄付活動を行うことにしました。さらに、2017年からは、この基金を活用して、社会貢献活動としての「学生なんでも相談」を開始することにしました。

2009年には、同窓会ネットをインターネット上に開設し、同窓生相互のコミュニケーションを容易に行えるようにするとともに、文集「松が枝」の発行を開始しました。また、2018年に「松英文庫」を創設し、松尾育英会、同窓会、同窓会員に関係する書籍、資料を収集し、保管することにしました。

同窓会も設立から50年以上経過しました。多様な活動により、会員相互の親睦とともに、育英会事業、特に、社会貢献活動を強化していく予定です。